NHK朝ドラ「虎に翼」に朝鮮人留学生役として出演している韓国出身の女優ハ・ヨンスが、かわいいと話題になっています。
しかし実は彼女は韓国で絵と写真の個展をひらくほどの美術の才能の持ち主で、主にフィルム写真、油絵、民画などの作品を世に出しています。
今回は、彼女の美術家としての一面を紹介したいと思います。
ハ・ヨンスはかわいいだけじゃない?
韓国出身の女優ハ・ヨンスがNHK朝ドラ「虎に翼」に出演し、その美貌からSNS上では
など彼女の美しさを賞賛する声が多くあがっています。
しかし、日本ではあまり知られていませんが彼女は写真集や複数の展示会を開く美術家の一面があるんです。
ハ・ヨンスの学歴と芸能活動
芸術中学校とアニメーション専高を卒業
ハ・ヨンスは絵を描くのが好きで小学3年生の時に絵を習い始めたそうです。
そして、アート系の中学と高校を卒業しています。
芸能活動をしながら作品づくり
ハ・ヨンスは学生時代にスカウトを受けて高校時代からモデル活動をしており、卒業後にはドラマや映画の主演を務めるなどトップ女優として活躍していました。
そんな中でも写真や絵画などの作品を制作しSNSにアップしたりテレビ番組で実際に絵を描いたりする中で、美術家としての一面が人々から認識され始めました。
ハ・ヨンスの美術家としての経歴
それでは実際にハ・ヨンスさんの美術家としての経歴を彼女の作品とともに紹介していきます。
2017年に写真集「On the way home」を出版
ハ・ヨンスが親友の「リエ」とアルプス、ポルトガル、ポーランドを旅しながら撮りためた写真を、2017年3月に写真集「On the way home (家に帰る道)」として出版。
彼女は旅行で写真を撮るとき、特にお年寄りの写真を撮ることが多いそう。
このことについてはこんな発言をしています。
2019年に屏風を美術館に展示
ハ・ヨンスは民画(韓民族の伝統的絵画)を習い始めてわずか半年でその才能が認められ、ソウルの仁寺洞(インサドン)にある美術館に屏風が展示されました。
この民画をみて
とSNS上で質問が多発するほど世間からも驚かれていました。
2021年に初の個展を開催
ハ・ヨンスは2021年11月に韓国・ホンデにあるギャラリーで初の個展『記憶の形状(The form of memory)』を開催しました。
ここでは旅行先で撮影したフィルム写真や、それを元に制作した新作の絵画など約100点をお披露目。
なんと展示された絵画は個展までの2か月間ですべて描き下ろしたそうです。
個展の全容はこちら
インスタグラムに投稿された写真
インスタグラムではハ・ヨンスがフィルムカメラで撮影した写真が多数アップされています。
彼女は写真を撮ることについてこのように言っていました。
写真を撮ることは彼女にとって素の自分を表現する方法なんですね。
女優業は生活のため?
これほどまでに美術が大好きなハ・ヨンスさんですが、女優業と美術活動はどちらが本業なのでしょうか?
好きなことと仕事は別もの
ハ・ヨンスは生活のための仕事と好きなこと(アート制作)は別ものとして考えているそう。
これほどの才能と努力があれば美術家としても成功しそうですが、冷静にきちんと区別して考えているのが彼女らしいですね。
美術留学のために日本に来たのに日本の事務所と契約して女優業をしているのも、少なからず「生活のため」という部分があるのかもしれません。
ハ・ヨンスはかわいいだけじゃない?美術家としての才能がすごい! まとめ
今回は、韓国出身の女優ハ・ヨンスさんの知られざる芸術家としての一面をご紹介しました。
ハ・ヨンスは幼い頃から絵を描くことが好きで美術に特化した中学と高校を卒業していました。
美術家としての腕前は個展を開くほどで、写真家として写真集も出版していました。
私は今回彼女の作品をみて彼女のことがもっともっと好きになりました。